外国人でもカードローンは利用できるのか?外国人必要書類や審査の流れも解説!

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カードローンは日本在住者にとって急な出費の時にとても助かりますが、外国人はそもそもカードローンの申し込みができるのでしょうか?

外国人の中でも永住権を取得している人やそうでない人など様々いますが、ここではどの外国人がカードローンを申しこめるのか詳しく確認していきましょう。

目次

外国人という理由だけでお金が借りられないわけではない

結論から言えば、外国人という理由だけでカードローンに申し込めないということはありません。

もちろん旅行者は借りられませんが、在留カードなどの一定の書類がある外国人は申し込みが可能です。

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※1:Webで最短25分融資も可能。21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。
一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※2:審査の結果によりお電話での確認が必要となる場合があります。
※3:貸付利率はご契約額及びご利用残高に応じて異なります

帰化や永住権や特別永住者の有無は原則関係ない

日本に在住している外国人にもいろんな人がいます。

ビザで日本に来た人在留カードを持って日本にとどまっている人や永住権取得者特別永住者、さらには日本に帰化した人まで様々です。

この場合永住権の有無は原則関係なく、在留カードを持った外国人でも原則的にカードローンに申し込むことができます。

ただし短期滞在のVISAしか持っていない外国人はカードローンの申し込みができませんので注意しましょう。

VISAと在留資格は似ていますが、日本入国の推薦書に過ぎないVISAと違います。

あくまで入国管理国が審査して適法に日本に滞在するための「許可」を与えたのが在留資格のため、カードローンの会社はこの差を重視しているようです。

安定した収入があれば外国人も審査が受けられる

在留資格を持っていれば永住権が無くてもカードローンが申し込めるのですが、もちろん条件として安定した収入があるかどうかが問われます。

これは日本人も同じで安定収入とは貸金業法第十条の二十二によれば、年間の給与に類する定期的な収入の金額として内閣府令で定めるものとして次の4項目と定められております。

  • 年間の恩給の金額
  • 年間の定期的に受領する不動産の賃貸収入(事業として行う場合を除く。)の金額
  • 年間の事業所得の金額(過去の事業所得の状況に照らして安定的と認められるものに限る。)

要するに外国人で在留資格を持っていてかつ企業で働いていて安定収入(給与)をもらっていることが証明されればカードローンが申し込めます。

短期滞在ビザでは申し込み不可

上でも述べていますが、短期滞在ビザを取得しているだけの外国人はカードローンに申し込めません。

短期滞在ビザでも実際には就労していて定期収入があったとしてもあくまで在留カードを持っていることが重要です。

その理由としてカードローンに申し込み融資を受けた場合は、滞在中に完済することが義務付けられております。

90日以上日本国内に滞在する場合には中長期の在留資格が必要と定められています。

そのため、融資金額にもよりますが、完済しようとすれば、短期のビザではなく必然的に在留資格をもっていないと難しいと考えられるからです。

もし短期のビザしか持っていなくて急な出費が必要という事態になった場合、闇金業者が近づいてくる可能性があります。

なお、これは違法である上に、法外な利息が請求されることがあるので、絶対に手を出さないようにしましょう。

永住者以外の在留カードは銀行カードローンを申し込めないところが多い

在留カードを持っていれば消費者金融のカードローンに申し込める場合が多いのです。

しかし、消費者金融は利息が利息制限法で定められている利息のギリギリに定められていることが多く、支払利息が高いです。

そのため利息の低い銀行のカードローンが魅力的ですが、外国人の場合は原則として審査に通らない可能性が高いといえます。

表向きは経営管理ビザを持っていれば民間金融機関が融資することになっていますが、実際には審査で落とされます。

それはこれまで取引実績がないからと言われているからです。

例外的に三井住友カードローンは永住許可が不要で、日本に半年以上滞在できてかつ漢字が読み書きできれば申し込み要件を満たしています。

三井住友カードローンの審査は厳しいかもしれませんが申し込みは可能です。

また事業を目的とする場合は日本政策金融公庫に相談する方法もあります。

しかし、基本的に条件が厳しく、よほどのことが無い限り融資は難しいと考えるべきです。

また、一部の消費者金融ローンでも在留カードの外国人では審査が厳しいところがあるので注意しましょう。

外国人がカードローンを借りる条件とは

外国人在留カードを持っていれば消費者金融のカードローンが申し込めます。

しかし、在留カードがあるだけでは申し込めない、あるいは申し込んでも審査で落ちる可能性があります。

では申し込んで審査に落ちないためにはどのような条件があるのでしょうか?

ここでは外国人がカードローンを借りる条件を紹介しましょう。

日本語での読み書きや会話が可能である

ひとつめは日本語での読み書きや会話が行えるかどうかです。

消費者カードローンは日本人に対しての融資が前提のようなところがあり、申し込みのフォームには英語など他言語での記載はありません。

また申込時に同意すべき利用規約も日本語のみですし、借入方法や返済方法についても同様、日本語ができない人は消費者金融ローンに申し込めません

電話での在籍確認が少なくなってきていますが条件によっては電話がかかってくる場合があります。

本人が電話に出たときに相手との会話がうまくいかないと、そこで問題が生じる可能性があります。

あくまで日本語での読み書きや会話が行えるのが前提です。

日本語はひらがなカタカナ漢字と複雑ですが、今は翻訳機能がネット上にあるのでそれを使って理解すれば可能となっています。

ただ申込フォームで情報を間違えるとその時点で審査に落ちる可能性があるので、日本語に自信がない場合は翻訳機能を使うにしても慎重に行いましょう。

申込者名義の住所や電話番号などを所持している

ふたつめは日本国内に申込名義の住所と電話番号を持っている必要があります。

日本に在留していて在留カードを持っている場合でも、もし申込者名義の住所と電話番号が無ければ申し込み欄に記入できず、それで申し込んでも審査の段階で書類不備という理由で落とされます。

カードローンを申し込むときには定期収入が必要で長期にわたるため、住んでいる場所や連絡先がしっかりしていないと、信用度にも影響してしまいます。

今はWebだけで手続きが済ませられるカードローン会社もあります。

しかし、条件によっては電話での在籍確認などが行われ、書類が贈られることもあります。

そのため、申込者名義の住所と電話番号がない場合はカードローンに申し込めない。

または、申し込んでも審査に落ちる可能性が高いです。

借金の滞納や延滞の経験がない

三つめが借金の滞納や延滞の経験がないことです。

これは外国人だけでなく日本人も含めた申込者全員の条件です。

過去に消費者ローン等に借りた経験があり仮に滞納や延滞を経験した時に、信用情報に記録が残る場合があります。

信用情報に過去の経歴が残り、それが悪いものであればいわゆる、信用情報に傷がつくことになるため、申し込んでも審査の段階で信用情報の照会をするので、そこで審査に通らない可能性があります。

ローンを申し込んで支払いの期日が決まっている場合、期日までに支払いを続ける事で信用性が高まります。

そのため、消費者金融会社としても滞納・延滞記録が残っている申込者にお金を融資しないのは当然のことと言えます。

安定した継続収入がある

4つ目が安定した収入があることです。

これも外国人だけでなく日本人もカードローンを申し込む際の対象になります。

ただ外国人には日本人ではない縛り、例えば仮に在留カードを持っていたとしても就労が目的ではない配偶者や学生などであれば、借りられない可能性が高いです。

その理由として、元々働けない在留資格の方に対して融資する行為は、返済のためにやってはいけない不法就労をしてしまう恐れがあり、結果的に消費者金融会社が違法行為を助長してしまう恐れがあるからです。

つまり外国人で安定した収入があるのは就労を目的とした在留者と固定されるので、申し込む際には自分自身が日本国内での在留資格を確認したうえで行うなど注意が必要となります。

ただし外国人留学生の場合は資格外活動の許可を得ている場合であれば週28時間以内であればアルバイト可能なので少額の融資の申し込みができる可能性があります。

外国人でも借りられる大手カードローン5社

ここで消費者金融会社の中でも大手5社それぞれの外国人への対応についてみていきましょう。

同時にそれぞれの大手消費者金融会社の特徴を紹介します。

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※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。
また受付時間や一部金融機関の営業時間によっては、翌営業日以降の振込となる場合もあります。
※1 ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です

※2金融機関により異なります。
※3 電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施
※4 Webで最短25分融資も可能。21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。
一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※5 貸付利率はご契約額及びご利用残高に応じて異なります
※6お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

※7:お申込み後最短15秒で審査結果を表示
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アコムは外国人の利用も歓迎しており審査の速さと返済方法が選べる

アコムは永住許可がなく在留カードもしくは特別永住者証明書があれば申し込みができます。

アコム公式のQ&Aで外国人と入れても質問の検索結果には出てきません。

つまり外国人だからという項目がなく借りられることを意味します。

日本で生活する正規の資格を持っていることと安定した収入が条件で、在留や移住が認められているための確認として上記の証明書が必要です。

加えてパスポート運転免許証マイナンバーカード、(交付を受けていない方は)健康保険証などの本人確認書類が必要です。

アコムの場合は審査が早いこととしアコムは永住許可がなく在留カードもしくは特別永住者証明書があれば申し込みができます。

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アコムの場合は審査が早いことと返済方法が選べる点が大きな特徴です。

アコムの返済方法はインターネット、アコムATM、提携ATM、振込、口座振替(自動引き落とし)から自由に選べます。

金利3.0~18.0%
利用限度額1万円~800万円
融資までのスピード最短20分※
無利息期間最大30日間
申込資格20歳以上で安定した収入と返済能力のある方
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

プロミスは外国人の利用を歓迎しており30日間の無利息サービスがある

プロミスは永住許可がなく在留カードもしくは特別永住者証明書があれば申し込みができます。

プロミスの公式ページによると、必要書類の中で本人確認書類の中に在留カード/特別永住者証明書との記載があります。

つまり永住権が無くても借りられることを示唆しています。

在留カード/特別永住者証明書があれば、申し込み後に日本人同様に郵送物なしでの手続きも可能なので、職場にばれることなく融資が受けられます。

またプロミスの特徴としては借入日の翌日から30日間の無利息サービスがある点です。

ただしこのサービスが適用されるのは、「初めてプロミスを利用する」や「メールアドレスの登録」「WEB明細の選択」という条件付きなので、自分がその条件に該当するかどうか確認をしましょう。

金利4.5~17.8%
利用限度額1万円~500万円
融資までのスピード最短3分※1
無利息期間最大30日間
申込資格18〜74歳で本人に安定した収入のある方※2
※1お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
収入が年金のみの方はお申込いただけません。

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

レイクは申込後最短15秒という審査結果の短さがあるが外国人にはやや厳しい

大手消費者金融会社5社の中でレイクに関しては、永住資格がない在留資格だけでは申し込みができません。

レイクの公式ページの中に外国人利用についてのQ&Aがあり、その解答として日本の永住権が条件となっています。

さらに名前がアルファベット表記や漢字や氏名がない場合はフリーダイヤルでの問い合わせが必要とのことで、永住権がない方はレイクでの申し込みは原則としてできません。

ただ永住権を持っている方にとってレイクは魅力的な特徴を持っており、例えば初めてWEBで申し込んだ場合は60日間の利息が0円です。

また申し込んだ後審査結果が最短15秒で確認できるという特徴があるので、外国人でも永住者の場合はレイクも選択肢のひとつです。

金利年率4.5~18.0%※1
利用限度額1万円~500万円
融資までのスピード最短25分※2
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申込資格20歳以上70歳以下で、安定した収入のある方
※1:貸付利率はご契約額及びご利用残高に応じて異なります
※2:Webで最短25分融資も可能。21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。 一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※3:30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用は不可

SMBCモビットは公式スマホアプリで書類提出可能だが外国人への記載が確認できない

SMBCモビットについては外国人に関する記載がありません。

本人確認書類の中には在留カードもしくは特別永住者証明書との記載がないのです。

しかし、質問事項に外国人が申し込めるかどうかの問いに対して、年齢満20歳~74歳の安定した定期収入のある方(当社基準を満たす方)という回答になっています。

そのため、外国人という理由で貸し出しを行っていないということではないようです。

永住許可という条件もないので条件を満たせば利用できる場合もあります。

SMBCモビット都の特徴としては公式スマホアプリ「Myモビ」をダウンロードすれば書類提出が可能なのでとても便利です。

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申込資格20歳以上74歳以下で安定した定期収入のある方
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

アイフルは外国人の利用も歓迎でSuLaLiなら運転免許証で借り入れられる

アイフルは永住許可がなく在留カードもしくは特別永住者証明書があれば申し込みができます。

アイフルの公式ページで外国人を検索しても記載がなく、外国人という理由だけで申し込みを否定していないことがわかります。

また必要書類の中に特別永住者証明書、在留カードと明記しているので永住権が無くても申し込めることがわかります。

また上限が10万円までの女性用の少額融資商品SuLaLiの場合は運転免許証があれば借りられます。

ただ日本人の場合は運転免許証が無くてもパスポート、顔写真付きの住民基本台帳カード、個人番号カードがあれば借りられます。

しかし、外国人は運転免許証だけで在留カードなどでの申し込みができないので注意しましょう。

金利3.0~18.0%
利用限度額1万円~800万円※1
融資までのスピード最短18分※2
無利息期間はじめての方なら最大30日間
申込資格20歳以上69歳までの定期的な収入がある方
※1ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です
※2お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。
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外国人の審査はきついのか

次に審査についてです。

外国人という理由で審査が厳しいかどうかがポイントになります。

もちろん安定した収入が条件ですが、やはり日本にいる期間の長短によって審査の厳しさに差があります。

永住者や永住者の中でもより長く日本に住んでいる外国人のほうが審査がスムーズに進む場合があります。

永住者の方が安定した収入があると判断される

ずっと日本国内に住んでいる日本人と違い、外国人の場合は帰化などをしない限りいつまでも日本にいるかわかりません。

そうなると在留カードよりも永住権を持っている外国人のほうが、日本にとどまり続ける期間が長いと判断されます。

というのは在留カードは3ヵ月以上日本に滞在すれば簡単に取得できる傾向にあるため、日本にどれだけ留まるのかが詠めない場合があり、本当に安定的な収入があるのか判断が難しくなります。

また在留カードの中には就労ビザではない人も含まれており、そうなると、安定した収入の条件を満たさない可能性が高くなり審査が厳しくなります。

在留カードかつ就労目的で日本国内にいている人がカードローンに申し込めたとしても、比較的早い段階で国外に出て行ってしまうのではと判断される恐れがあり、在留カードだけだと審査が厳しくなる場合があります。

永住者でも銀行カードローンの場合は審査が慎重になる場合がある

永住者であっても厳重に審査が行われることがあります。

特に消費者金融会社のローンよりも利息が安い銀行のローンの場合です。

永住者であれば銀行のローンを借りられる条件を満たしているのですが、複数のカードローンに同時に申し込んだり、いきなり借入希望額を高い設定にして申し込んだりすると審査が非常に厳しくなる傾向になります。

なお、永住者資格を得るには原則日本に10年以上在留していて、素行が良く資産を多く持っていて独立の生計を営んでいるあるいは技能を持っている必要があります。

さらに、永住をすること自体が日本の利益に合うと政府から認められている人の場合なので、カードローンの審査は日本人とそれほど変わらないと考えられます。

永住者でない場合日本に長く住んでいるほうが良い

永住資格を持っていない場合でも、日本にどのくらい長く住んでいるかで審査に影響することがあります。

在留資格は3か月以上で付与されるものです。

しかし、資格を得たすぐの段階で申し込むのと就労ビザを持ってすでに長い間働いている人が申し込むのとを比べれば、後者の方が審査がスムーズに進む場合があります。

日本人の場合でアルバイトの場合は2か月以上の在籍確認が審査にどう影響するかがポイントになります。

一度審査に落ちると半年は再申し込みができません。

在留資格で融資を受ける場合でも就労ビザを持っていて2か月以上働いてから申し込みを検討しましょう。

カードローンの審査の流れ

カードローンはどのような審査が行われるのでしょうか?

これはカードを発行している会社によって若干の違いはありますが、大まかな流れは同じようなものでは変わりません。

一般的な審査手順を紹介します。

1.カードローンへの申し込み

申し込み方法は、以下のとおりです。

  • Webでの申し込み
  • 電話での申し込み
  • 自動契約機での申し込み
  • 店舗での申し込み

現在はWeb申し込みが主流で、かつWeb上ですべてが完結することが多くなっています。

これは店舗や自動契約機などで申し込むと誰かに店舗に出入りしたことが見られてしまう恐れがあります。

電話で申し込んでも書類の確認のために郵送手続きなどが必要で、家族にばれてしまう恐れがあります。

2.必要書類の提出

これは本人確認書類の提出になります。

借入金額が大きいと別に収入証明が必要です。

郵送やFAXをつかう方法もありますが、最近はWebにアップロードを行ったり、公式アプリで撮影したものをそのまま転送する方法が主流です。

そのためWEBで申し込む場合はその場で必要書類を提出するので、申し込む前に準備をしておく必要があります。

3.申し込みした内容と必要書類をもとに審査が行われる

審査は申し込んだ情報の確認と信用情報の調査が行われる仮審査と在籍確認や必要な書類を確認する本審査に分かれています。

しかし、会社によってその違いを分けていないケースがあります。

最近はWebで完結後、審査も非常にスピーディに行われるので、本審査と仮審査がどのタイミングで行われるのかわかりにくいです。

4.在籍確認を行う

在籍確認は必ず行われ、審査の最終段階のようなものです。

申し込んだ内容の職場に本人がいるかどうかで、その会社で働いている、つまり安定収入があるかどうかの為の確認です。

最近は電話での在籍確認の無いカード会社も増えてきていますが、状況次第によっては在籍確認の電話がかかる場合があります。

ただその場合でも個人名や銀行名でかかってきます。

なお、借入を行っているということが職場の人間にはわからないように配慮をしてくれるので、在籍確認の電話が職場にかかってきても申し込み本人以外はわかりません。

5.契約の完了と借り入れ

最終審査ともいえる在籍確認が確認でき、問題がなければ審査に合格し、契約となります。

審査結果もWEBであればメールなどで通知が来るので他人にはわかりません。

ここで融資額の上限や適用される金利が呈示され、問題なければ契約の手続き完了に進みます。

そうなれば条件の範囲内での借り入れが可能になります。

借り入れの方法は銀行口座への振り込み、あるいはカードを発行してもらいATMからの引き出しなどがあります。

なお、最近はスマホアプリを使ってのATMの借入方法も増えてきました。

外国人がカードローンを申し込む際に必要なもの 

カードローンを申し込む際には誰でも必要な書類があります。

ここでは外国人が申し込んだ場合に必要な書類を紹介していきましょう。

本人確認書類にはどのようなものがある

本人確認書類は、カード会社によって違いがあり、2点必要な場合などがあります。

一般的に有効な書類としては、以下が挙げられます。

外国人の場合はこれに加えて⑤在留カード、⑥特別永住者証明書が必要となり、多くの場合は②のパスポートとセットで提出を求められる場合がありますが、セットで求められない場合もあります。

レイクなど一部の例外を除いて消費者金融会社のローンカードは在留カードがあれば申し込みできます。

しかし、銀行のローンの場合は、一部のカードを除いてほとんどが永住資格がないと申し込みができないため、外国人には厳しいです。

年収確認書類にはどのようなものがある

一般的な消費者金融会社のカードローンの場合、借入額が50万円を超える場合や他社の借り入れの合計が100万円を超えている場合は、本人確認書類に加えて収入証明書が必要です。

収入証明書については日本人と外国人の区別はありません。

収入証明を満たす書類には一般的には次のものが必要となります。

  • 勤務先から取得する源泉徴収票
  • 市区町村役場や管轄の都道府県事務所から取得する納税証明書や市民税・県民税額決定通知書
  • 市区町村役場から取得する所得証明書
  • 確定申告時の控えで管轄税務署から取得する確定申告書
  • 勤務先から取得する給与明細書

いずれも最新のものが求められます。

またカード会社によって若干の違いがあるので、申し込む際に必要な収入証明の書類がどれなのか確認してから行いましょう。

外国人が審査で落ちたパターンとは?

外国人が審査に落ちる理由は次の条件を満たしていないときです。

  1. 満20歳以上で安定した継続収入があることです。これはアルバイトやパートでも可能です。外国人の場合はほとんどないかも知れません。
  2. 在留カード」や「特別永住者証明書」といった本人確認書類(在留資格認定証明)を持っていてかつ申込時に呈示できることです。
  3. 申込者名義で日本国内の住所及び電話番号を持っていることです。
  4. 融資したお金をすべて返済するまで日本国内に居住している必要があります。

特に期限付きで日本滞在や移住をしている人の場合は日本出国までに完済できる証明を提出する必要があります。

web上に追加借入なしの場合の完済までのスケジュールが提示されるのでそれを参考にできます。

もし、不安なら申し込みの前にカード会社に相談しましょう。

⑤延滞や滞納など過去に金融トラブルがない 他にも自己破産などで、債務整理の記録が残っている。

または、何らかの金融トラブルで、信用情報に記載されていると審査に落ちる可能性が高まります。

なお、金融業者は外国人だけを対象にした特別な条件を設けることはなく、日本人と同じ条件を満たさなければ審査に落ちます。

審査に落ちても国の制度が活用できる場合がある

外国人がカードローンの審査に落ちたとしてもそこで諦めて闇金業者などに手を出してはいけません。

もしどうしてもお金が必要ということであれば、国の融資を利用するという方法を検討しましょう。

具体的には生活福祉資金の貸し付けがあります。

高齢者や障がい者、低所得者を対象にした生活が健全にできるための融資制度です。

カードローンのように自由に使える資金ではありません。

しかし、日本に来たばかりで所得が低く生活が厳しい外国人であれば、国の制度の利用を検討することをおすすめします。

住宅入居費の場合は限度額40万まで借りられます。

連帯保証人をつけることができれば無利子で、連帯保証人が無くても利息が1.5%ととても低い特徴があります。

なおコロナ禍の時には緊急小口支援金の制度がありましたが、現在は制度の申し込みが終了しています。

外国人カードローンのまとめ

外国人がカードローンを借りる場合、様々な条件をクリアする必要があります。

また、日本にいる期間中に返済を済まさなければならない、日本語の読み書きができるなどの制約はあります。

ただ永住権が必要な消費者金融のカード会社もあります。

また、逆に銀行のローンカードで永住権が無くても借りられるところがあります。

そのため、どうしてカードローンを申し込もうと考えている際には各社のカードの条件を比較しながら適したカード会社を選ぶようにしましょう。

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